この度河田ゼミを終了するにあたり、ゼミ生それぞれが河田ゼミへ、河田先生への思いを述べましたので是非ご覧ください。
今回は原稿を寄せていない越田も、以前の記事で河田ゼミへの思いを書いておりますので、よろしければ併せてご覧くださいませ。
→19.私の河田ゼミへの思い
1.鈴木善之
先日で河田ゼミの活動は最後となりました。2年間という期間本当にお世話になりました。あっという間の2年間でした。この2年間を思い返しますと私にとって人生の分岐点とも言える2年間だったと思います。
私にとって本学は第一志望の大学ではありませんでした。第一志望の大学では野球部に入るためのセレクションがあり一次試験、最終選考と当時は2つの技術試験がありました。私は一次を通過したものの最終選考で不合格となりました。それでも野球がやりたい、の一心で「少しでもレベルの高い指導を受けられると大学を」と本学を選択しました。しかしあまり下調べもしないで入学となったため指導者の考えに合わずに困惑する場面は多々ありました。それでも私の本学でのゴール、目標は「神宮に行く事」と心に決め日々トレーニングを積んで参りました。
そんな日々の転機となったのが先生との出会いでした。1年生の頃に1度だけなんとなく履修した先生の講義が私の人生を変えたのだと思います。毎日学校に来ては寝てばかりで夜のトレーニングに向けての休憩時間のようにキャンパスライフを過ごしていたのを今でも覚えています。そんなに私がとても興味関心を持ち講義に集中していたのも昨日のように感じます。それをきっかけに2年生からのゼミも迷う事なく河田ゼミを選択しました。それからの2年間は本当にあっという間でした。私が本気で将来について考え始めたのも河田ゼミに入ってからです。企業を訪問して調べたり、スポーツ業界について学んだりと多くの知識を付与して頂きました当時、私はレポートなどの書物が本当に苦手で毎日弱音を吐きながらパソコンに向かっていたのを覚えています。あの経験があったからこその今の自分だと思います。
もしもあの時「第一志望の大学に受かっていたら」と考えますと私はどんな今を過ごしていたんだろうと考える事があります。アイデンティティが野球の1つで形成されていた自分は怪我で野球ができなくなり大学生活中には立ち直れないほどのダメージも送っていたのかもしれません。あの不合格があったからこそ私は先生に出会う事が出来ました。最終選考前の足首の捻挫はもしかしたら「神様からの贈り物」だったのかもしれないと考えるようにもなりました。
人との出会いとは本当に不思議なものだと思います。怪我がなければ河田先生とも出会うことができなかったかもしれない事、河田先生がいなければK氏とも出会えていませんでした。先生との出会いは自分の人生を大きく変えて頂きました。ここまで自分をいい方向へと導いて頂いて本当にありがとうございます。
昨年、野球から少し距離をとって就活に備えるという大きな決断について、悩みに悩み、胃腸炎を引き起こしました。それでも決断しきれずに先生に会いにうかがった時本当に真剣に自分の人生について考えて頂いたあの時、溢れそうな涙をこらえて先生の話を聞いていました。
何時でも真剣に全力でぶつかってくれた先生を私は一生師匠として尊敬します。昨年の決断が間違っていなかったことをこれからの就活で証明してみせます。少しでも早く内定を勝ち取り先生を安心させる御連絡をしたいです。
ゼミでのまとめを書くと原稿用紙何枚分でも書けそうな気がしてなりません。A41枚と言う制限でしたが超えた事をお許し下さい。就活が決まり次第、卒業旅行に私は、アメリカに行こうと考えております。せっかくアメリカのスポーツを学んだのでこの目で確かめに行きたいです。米国に行けた時に、もし丁度河田先生が米国にいらっしゃいましたらお訪ねさせて下さい。
就活は、金融と業種まで絞りましたのでぶれる事なく行動してます。河田ゼミでのご指導本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくご指導の程お願いいたします。
文責者:鈴木善之
2.飯酒盃翔太
私は河田先生に出会えたことで、本当に多くのことを学ぶことができました。また人生において、正しい道を進むヒントを常に与えて下さったことを感謝しています。
そんな私と先生との出会いは、2014年前期のスポーツ経済学の講義です。今まで勉強などろくにせず、サッカーしかして来なかった私にとって、先生の講義は当初苦痛であったことを覚えています。しかし何度か講義を受け、先生の実戦での経験を聞いているうちに講義が楽しくなり、周りのサッカー部員が脱落していく中、私は来年もこの先生の講義を履修しようと心に決めていました。
2015年の前期には特殊講義(スポーツ)A(スポーツ・アドミニストレーションA)の講義を履修し、先生の知的財産を少しでも多く吸収しようと講義に臨みました。そんな中、2年生になりチームメイトとなったHさんが先生のゼミに所属していると聞いたので情報を収取し、今後の人生において何が私自身にとって一番大切なのかを考慮しました。いま考えると、この時の決断が私の人生において非常に大きな決断であったに違いないと確信しています。サッカーだけを追い続けるのではなく、大学生として、これから社会人になるにあたって、私自身が一番成長できる環境に身を置こうと決心し、先生のもとでお世話になることを決めました。
それからの約1年半は、今までにないほど机に向かう数も増え、パソコンを開く回数も増えました。本ゼミでは、スポーツアドミニストレーションを基盤とした初心者、中級者への基礎知識、専門知識の付与と進んでいきました。そして実践演習編に入りまして、まず初めに提案書・企画書・計画書とは何か、そしてプレゼンテーションの方法、新しい知識がどんどん付与され、私の選んだ道は正しかったと感じることができました。
2016年の春学期には3年生となり、人生に於いて初めて提案書なるものを作成しました。プロの目から見て多くの指摘を頂きましたが、そこから落とし込まれる専門的な知識を何とか自分の糧にしようと思考を凝らしました。
2016年の秋学期からは、より専門的な企画書の作成に入りました。パソコンの故障により1からの再スタートになり、課題を変更し挑みました。完成に時間が掛かってしまったのと、先生が退任されることにより多くのフィードバックを受けられなかったことが悔やまれます。また就職活動を半年後に控え、就活に向けての知識や心意気、大トロの見つけ方等、本当に多くのことを学ばせていただきました。
学校側の唐突な決定により、河田ゼミが終焉してしまうのは、本当に不本意ですが、先生から学んだ知識やスキル、観察力や洞察力を糧にこれからも自分の目標を見失うことなく成長して参る所存です。
‟我が河田ゼミは永久に不滅です。”
スピーチ原稿文責者:飯酒盃翔太
3.菊池颯馬
私は河田ゼミを2年間受講させて頂きました。
私が河田先生と初めて出会ったのは、大学一年生でオリエンテーションが行われたときです。初めは厳しい方がいるなと思っていたのですが、まさか自分の所属するゼミを受け持って頂くことになるとは思いもしませんでした。
先生に教えて頂いた2年間は、とても濃く、ハードな時間でしたが、その分身についたことはとても多いと感じております。一年生の時はハードなゼミで、目の前のことをこなしていくので精一杯といった感じでした。
しかし、本当に充実した素晴らしい日々だったと感じております。一年生で行ったキャンパス内禁煙化は私自身にとって、とても大きな自信に繋がりました。喫煙に関しての問題点を調べ、それを踏まえた上でキャンパス内でアンケートを取り、ゼミ内でのディベート、レポートを作成提出し、キャンパス内禁煙化に成功。
こういったしっかりとしたプロセスを踏み、そして成功できたということはとてもいい経験になったと感じております。
二年生になり、新たな仲間が加わりより一層実践的で、確実なスキルを学べる場として私の中では確立され、重要度を増していきました。
二年生では実践的な活動として、ブログ活動を行いました。このブログ活動で私は、2つ学びました。それは仲間との信頼関係の重要性、そして責任感の2つです。
仲間との信頼関係の重要性は、ブログ活動を行う上で、原稿のチェックや日程の調整など、多くのことをゼミ生全員で共有することがありました。
1つでも繋がりが切れると、立ち止まってしまうことがあると感じていたので、とても気をつけておりました。
そして、2つ目の責任感。
この責任感という言葉は短く、シンプルなものですが、ブログ活動を行っていくにつれとても重く、重要な言葉なのだと実感していきました。
もちろんブログ委員長として、多くのことを気をつけなければいけないということもありましたが、外部の様々な方から見て頂くということで、内容に不備はないか、このレポートの文責者は誰なのかなど責任を感じることが多くありました。
この2年間で河田先生に教えて頂いたことは、全て私が今後必要となってくるスキルばかりだと感じております。正直、2年間という短い期間でしたがここでは語り尽くせないほど、多くのことをご教授して頂きました。
あと2年あったらどれだけのことを学べたのかと常日頃思っている次第です。しかし残念ながらそうはいかないことになってしまいました。
今後立ち止まる時があっても、この2年間で学んだことを活かして進めると確信しております。
本当にありがとうございました。
文責者:菊池 颯馬
河田ゼミ二年生
ブログ委員会 委員長
4.矢野健吾
「一つの出会いが人生を変えることがある」と、今まで色々な場所で耳にしてきました。私にとっては、河田先生との出会いがまさしく人生を変える出会いだったのだと確信しております。
本学への入学から二年間、私の大学生活は河田ゼミを中心に動いておりました。河田先生のご指導やお考えに傾倒し、自分の弱い部分を克服しようと励む日々にはキツさの中に確かな充実を感じており、将来が明るく開けていく実感のある日々でもありました。河田先生との出会いは大学入学時のオリエンテーション合宿でありましたので、私は現時点に至るまで大学生活の全てを、自分が心の底から師事した恩師の元で学ぶことが出来たという事です。それはとても幸運な事であり、今ではその巡り合わせに感謝しております。
河田ゼミでは、かけがえのない友人を得ることもできました。河田先生の下で、同じ方向を見ながら研鑽し合う関係性は、自分を大きく成長させてくれたと実感しております。各自のレポートを読み合わせ、プレゼンを聴き、ブログ会議をする度に、自分には無い仲間の特長が見えて、勉強になりました。ブログ委員会の副委員長を任せていただけたこともありがたく、その中でリーダーシップを発揮できたのは貴重な体験です。私の大学生活を大きく変えてくれたのは、河田先生と河田ゼミ、そして友人たちです。
この一年間は、ブログを開設し、社会で立場のある多くの方に自分の文章を読んでいただく機会を持つことが出来ました。積み重なるアクセスとコメントが支えになり、自分は見られているのだ。恥ずかしい文章は書けない。と、その時その時のベストを尽くしました。キャンパス内で河田ゼミが知られるようになり、ブログや活動のことで職員の方々や学生に声をかけて頂く度に、自信と誇りが生まれて、自分の内面は大きく変わったと自覚しております。読んでくださる方々に支えられて、ここまで続けてこられました。ありがとうございました。
3月をもって河田ゼミは終了となりますが、これからの大学生活も、引き続き自分の目標達成に邁進する日々は続きます。週に一回、教室へ行けば河田先生や仲間と共有できるかけがえのない時間が無くなってしまうのは正直寂しく、大学へ通う理由の多くが失われてしまったと感じておりますが、これも一つの社会勉強であると捉えて、もう一度足元を見つめ直し、前向きな姿勢でありたく思います。
大学四年間を河田ゼミで過ごすことはかないませんでしたが、それでも私は河田ゼミの一員だと自負しております。私の心には「河田ゼミイズム」が根付いており、迷えば立ち戻る場所でもあります。
夢の様な二年間でした。かけがえのないご縁を頂けたことに感謝し、大学卒業時には先生に笑顔で良いご報告がしたいです。これからは先生がいらっしゃらない中だからこそ、自分に厳しく過ごします。どうもありがとうございました。
文責者:矢野健吾
5.山崎秀明
私は、一年間という短い間でしたが、河田先生から多くのことを学ばせて頂きました。
ゼミを選ぶ際、課題などが大変だと聞いてはいましたが、先生の下で学ぶことができるのならと、そんなことは気になりませんでした。
先生のゼミに入ることができた瞬間を今でも忘れません。先生のゼミに入ることができ、新しい知識を与えて頂く度に本学に入学したのは間違いではなかったと強く感じることができました。
スポーツが好きな私にとって河田先生から知識を付与して頂くことはこれ以上ない喜びだったのです。
実際、課題の量は一年次と比べると比にはならない量で大変ではありましたが、共に頑張る仲間がいましたので乗り越えることができました。
私はスポーツに関して、知らないことがまだまだたくさんあり、自分は無知であると気づくこともできました。そんなかけがいのないものを多く得ることができた貴重な時間でした。
しかし、そんな貴重な時間を卒業まで過ごせなかったことは非常に残念でなりません。
私は今、人生の分岐点に立っているのかもしれません。河田ゼミというかけがいのない時間はなくなってしまいましたが、一年間数多くの事を学ばせて頂いたということに変わりはありません。
その知識や経験を生かすも殺すも自分次第なのです。私には残り二年間の大学生活があります。その時間をどのように過ごしていくか、自分をどこまで伸ばすことができるのか、これが私の将来を変えていくのだと思います。
この一年、私の大学生活は河田ゼミが中心となっていました。
それが失われるのは不安ではありますが、これを乗り越え、更に成長していかなければなりません。
私の人生の中で、この河田ゼミとして過ごしてきた一年間はとても大きなものだと思います。もし河田先生に出会っていなければ私は今どうしているだろうと考えると、正直非常に恐ろしいです。河田先生には間違いなく大学生活というものを充実したものへと変えて頂きました。そんな貴重なものを頂いた河田先生や仲間達には本当に感謝しています。
賢い人になり、社会で活躍できる人間へと成長することが何よりの恩返しだと思うので、それに向かって邁進し続けたいと思います。
何か苦しいことがあっても、河田ゼミとしての活動やブログを見直せば、何でも乗り越えられる気がします。本当にありがとうございました。
文責者:山崎秀明
6.村田蒼太
私は、河田ゼミで二年間お世話になりました。大学生になりたてであった一年生の時は、先生についていくのがやっとでとにかく必死についていきました。でも、河田先生の経験を聞いたり、実践的な活動はとても魅力的で私の大学生活は、とても充実した時間となりました。
二年生では、新しい仲間も加わり一年生の時以上に充実し、より実践に近づいた活動を行うことができました。
この二年間の河田ゼミの活動の中で特に印象に残っている活動は、河田ゼミのブログ活動です。ゼミ生みんながほぼブログ初心者で、いざブログを立ち上げるといっても何から始めたらいいのかもわからないというような状態でした。そのような中で、ゼミ生全員で話し合い、意見を共有し、しっかりと形に残すことができたというのはとても貴重な体験、経験であったと思います。さらにこの河田ゼミブログは、私たちの考えていた以上に反響があり、東京国際大学内はもちろん、一般の方にも多く読んでいただき多くの貴重な意見をいただきました。これによって新しい発見があり、私自身視野が広がったと感じています。
しかし、河田ゼミをそして、河田ゼミブログをさらに大きくより濃いものにしていこうという中で、今年度で活動が終わってしまうというのはとても悲しく、心残りもありますが私が経験した河田ゼミでの二年間は決して無駄になることはありません。大学生活もまだまだ折り返し地点でもあります。その大学生活を充実したものにするために、河田先生がおっしゃっていたように、常に明確な目標を立てて、チャレンジし続けるということを今後も継続したいと思っています。そしてしっかりと結果を出して河田ゼミの活動が無駄ではなかったと自信をもって言えるような残りの大学生活を送りたいと思います。
文責者:村田蒼太
7.綾部蓮
私は、河田ゼミでの一年間を終えて、多くの事を学び、身に付ける事が出来ました。
まず、自分自身、一番感じるのが、プレゼンのスキルです。河田ゼミに入ったばかりの時は、自分の原稿を見ながら、ただ読み上げていくだけの発表でしたが、最終的には、原稿を見るのではなく、前を向き、聞き手に対してプレゼンが出来るようになったと感じています。
そして、自分の仕事をしっかりこなすということがしっかり出来るようになったと感じています。当たり前の事のようですが、自分はこれまであまり仕事をこなせていたとは言えません。
しかし、河田ゼミでのブログ活動等で、自分に与えられた役割をしっかり果たすという事を、前と比べて出来るようになったと感じています。
私は、この一年間、河田ゼミで学ぶ事が出来て良かったと思っています。
これからも、河田ゼミでの一年間を忘れずに、今後に活かしていきたいと思います。
文責者:綾部蓮
終わりに
いかがでしたでしょうか。
次回は3月31日の更新になります。
次回は最後の更新となっております。
テーマ:河田ゼミHP/BLOGの読者の皆様への「ご挨拶」
担当教員:河田弘道
ぜひご覧ください。